通勤時に4つの市をまたぐ女、牧野です。
佐久から小諸と東御を越えて、今日も元気に上田の事務所に出社しております。
さて、今週から新年度が始まりましたね!
はじめの一週間いかがだったでしょうか?
私個人としては、昨年4月にサングラフィカの社員となってから一年が経つ事になります。
せっかくですので、いたって真面目に社会人初年度を振り返ってみました。
◯印象に残った仕事について
この一年、DTP(印刷物)のサポート業務を中心に行ってきました。
写真の切り抜きや文章の流し込み等の単純なものから実際のデザインまで
本当に多様な業務・案件に関わらせてもらいましたが、
中でも印象に残った案件についてご紹介したいと思います。
先輩のスキルを目の当たりに!
軽井沢クリークガーデン様 プライスリスト
もともと横で制作されていたパンフレットを
縦に組み替えて、2017年用に改変していく…という案件。
(上が昨年のパンフレット、下が今年作成したパンフレットです。)
この組み直しが案外難しく、個人的には苦戦したものの一つで
制作途中では、「このスペースにこれは入らないんじゃないか」と思うことが何度もありました。
本件はデザイナーとして大先輩の櫻井と進行したのですが
櫻井が組み直したページは本当にきれいに収まっていて、
不自然なところが全くないんですね…!
もう「最初から縦のデザインでした」みたいな顔をしているわけです。
私がなんとか詰めた息苦しそうなページも、
調整のために櫻井の元へ行けば、とてもすっきりまとまって帰ってくるのです。
「どうやって組み直すと、自然に収まるか」を学ぶことができ、
スキル的に一つのターニングポイントとなりました。
「働く姿」を見せていただけるお仕事
株式会社タツノ様 TOS magazine
タツノ様が発行されている月刊の広報誌で、
毎月、先輩スタッフ北村と一緒にデザインや取材を行っています。
本件の面白いところは、
誌面に掲載されている取材も制作スタッフが行っている点だと思います。
取材先は、タツノ様のお客様や社員の方たち。
取材内容は日々の仕事についてが中心です。
業種も職種も全く違う方々の仕事についてお聞きすることができ、
多様な「社会人としてのあり方」を学べるお仕事だと思います。
また、先月発行された3月号では
(弊社の)新卒が(タツノ様の)新卒の1年振り返りインタビューしております。
同期のいない身としては、1年目の不安や、苦労についてもお聞きでき、
ホッとした部分がありました。
TOS magazineは Webでもご覧いただけますので
3月号は是非こちらからご覧ください。
◯今後の抱負
この一年、上記で具体的に挙げた案件や人に限らず
社内でも社外でもたくさんの方に助けていただき
「会社の一員として働く」という意味について
とても考えさせられた一年となりました。
実際に働いてみて、会社で仕事をする上で重要なのは
「この仕事、誰に頼もうかな…」となった時の
「選択肢のひとり」である事だと感じています。
これまではその瞬間に手の空いている人間としてその場にいることで
選択肢のひとりになって来れたのかなと思います。
場にいることも実力のうちだったんですね。
新しい年度が始まりましたが
また一年、こっそり先輩方のスキルを盗み、大事に磨いて
2~3年後には、自分のいる場所にかかわらず、スキルで勝負ができるような
より良い選択肢のひとりに成長していきたいな…と思っております。