SAN GRAPHICA / サングラフィカ

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PROJECT空撮

2016.06.17

空撮=高い目線ではない

空撮っていうと、ヘリコプターから撮る航空写真のお手軽版みたいなイメージありますが、マルチコプターを使った空撮は意外と高いところから(上限は150m以下に設定されている)よりも地上5m〜30m位からの視点でいい絵が撮れたりします。

建物の場合、高度が高過ぎると逆に規模が小さく見えたり、屋根の劣化具合や見せたくないものも写ってしまったり。群生の花などの場合、重なりあうことで量が増して見えてるので人の目線からだと沢山咲いているように見えても真上から見るとまばらに見えてしまったりします。

・規模感、スケール感を見せたいのか
・これまで見たことのないようなアングルの絵がほしいのか

のどちらかになると思います。

地上から見ると、こんな感じの絵も

tsutsujimatsuri78

中途半端な高度から見るとそれぞれの花の重なりが感じられなくなり、群生している花の量も感じられなくなります。

DJI_0055

でももう少し高度を上げると、この群生の花のエリアが山のどの位置にあるのかが感じられたりして、これはこれで今までにはない絵にはなります。ただし目的は「群生の花」ではなくなります。

DJI_0074

 

建物の場合も同じで、建物の規模とロケーションを感じたいなら、高すぎの絵よりも比較対象となる車なんかがはっきりと写り込んでいたほうが建物のサイズがわかりやすいです。

DJI_0049-2

以上、山並みも緑に覆われて、空撮シーズン?真っ盛りな信州より。

 

参考データ:東御市観光協会様 株式会社ナカヤマ様 株式会社オガタ精密様

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