お暑うございます。長野といえども昼間20度を超える日が珍しくなくなってきました。三浦です。今年は全国的にも有名な諏訪の御柱を始め、そこらじゅうでオンバシラ祭りなるものが展開されています。
なんで今年はそこらじゅうで御柱が曳かれまくっているかというと今年は申年だから。御柱祭は暦で寅年・申年に行われるのです。そう、私も今年はじめて知りました。
じゃあなんで寅年と申年か、というとサルとトラはうごく、うごめくといった意味があり草木の芽吹きや作物の育成に縁起がいいということらしいです。うん、なんかよくわかりませんね。イノシシとかタツも相当動きそうですけど。
詳しくはその名も御柱ドットジェイピーにアクセスです!
さて、生島神社の御柱はこんな感じです。わりと普通に道路においてありました。
御柱祭は「奇祭」とも言われ、ほんとに何も知らない人が表面的な解説をされてもイマイチ理解し難い部分があるのも確かかもしれませんね。地元でそこに生まれ育った人じゃないと。まぁお祭りってそんな感じですよね。上田わっしょいのわっしょいってなんですか、みたいなことです。
今年は塩田にあるアート金属さんが参加されるということで、サンではその撮影だったわけですが、必要な尺が数十秒程度だったので、必要な取れ高を確保しつつ、先日導入したばっかりのSONY PXW-FS5の練習がてら1日張り付いて撮影してきました。FS5は上位機種に比べて機動性が高くモニターやコントローラーを外すと本体だけで800gと軽量。ジンバルにもドローンにも載せられます。一眼がメインだった当社の環境からすると、そこまでセッティングにかける手間や装備を意識しなくてもすんなり手に馴染むサイズ。さらに960pのスローモーションも撮れて(8秒だけだけど)いろいろと作品の幅が広がりそうです。
960p(1秒間に960コマ)。もちろん実際に1秒に960コマ詰め込むわけではなく、撮影した後に必要なフレームレートに合わせて取り込み直すわけですが、こんな感じになります。
このカメラの導入に際していろいろと機材を拡充したんですが、一番手こずっているのが編集ソフト。これまでのAdobe縛りの環境からBlack Magic DesignのDavinchi Resolveに移行しました。制限版でもかなりのことが出来てしかも無料です。こちらに関してはまたロケの折にブログにしてみようと思います。
今回の撮影のダイジェストをDavinchiの練習がてらまとめてみました。
手ぶれ補正が意外と邪魔、ログ収録、ピントの合点が遅い、撮影中に俺の口が開く、など課題が山盛りですが、日々精進。がんばっていいもの作れるようにならないと。