善光寺の東側、横町にワクワクの止まらないものづくりスクールがあるのをご存知でしょうか？
大ヒットスマホゲームを生み出す株式会社アソビズム様。
主事業のゲーム開発の他に、長野を拠点とした教育事業を展開されており、未来工作ゼミという小学生高学年を対象としたプログラミングスクールを運営、夏にはサマーアドベンチャーキャンプというリアルRPGで様々なものづくり体験ができるプログラムもあります。
そして去年８月に手を使った遊びや工作を通してものづくりに夢中になる、子どもたちの秘密基地。「Play & Craft」がオープン。ものづくりの楽しさを大人も一緒に学ぶ「共育」の場として注目を集めています。
横町LABOという元家具屋さんの倉庫を改装した3階建ての施設。
1Fはボードゲームカフェとボルダリング
2Fは低学年向けに手芸をメインとした「PRIMITIVE CRAFT ROOM」 と
高学年向けに電動工具などを使用した工作ができる「TECH CRAFT ROOM」
3Fには3Dプリンタやレーザー加工器などを備える「FUTURE CRAFT ROOM 」と木工室
各クラスにはまだ教室名の表示が無かったので
SANにサインのご依頼をいただきました。
ガラス面が多く開放的な教室。見え掛かりを邪魔しないデザインを考え
シンプルで可愛らしいサインに仕上がりました！
今回の滞在は２日。
あえて事前の打合せはせずに、当日の打合せだけでデザインを決めるということに。
一般的なデザインの制作フローでは考えらませんが、それをやってのけてしまう程の経験とセンスを目の当たりに。
施設見学、ヒアリングの後、iPadでラフ書き。今回はイラストが多めのリクエスト。綿密な紙面構成を行います。
ラフチェック。大手社長のゲームクリエイター・プロデューサーとしての厳しいリクエストも。
イラストが多めでこの日はペインティングには移れません。
3F木工室のイラストについて、別案のリクエスト難題が降りかかります。。どうするCHALKBOY?
と、即座にアイディを提案。このラフがほぼそのまま仕上がりに。この人ほんと凄い。。
この日はラフ書きで終了。本書きは翌日へ。
CHALKBOY曰く「こんなに翌日の自分に託したことははじめて」だそう。
翌日、朝から書き始めます。ラフを移してゆきます。サポートの冨士枝さんは掲示板を担当。チームワークがカッコイイ!
各クラス名をサラサラっと。見てて気持ちいい！
最後はおっちょこちょいの冨士枝さんが塗り忘れてしまった一文字をプレクラの子が塗ります、画竜点睛！
そして、ついに完成！
Play&Craftのものづくり精神。『クリエイティブ・ラーニング・スパイラル』を３階建て教室に見立て。各ルームで体験できることをユーモアあふれるイラストで構成。子どもたちもスタッフも大盛り上がり。
みんなが感動できる素晴らしい仕事を間近に見れ、貴重な経験となりました！
と、普段、私の仕事はほぼPCで完結します。もし、PCが無くなったとしてグラフィックを生業としてゆけるか。いつかCHALKBOYのように手書きでグラフィックを仕上げ、みんなに喜んでもらえる仕事ができたらと思います。
ハンドライティング事業部立ち上げ？
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