SAN GRAPHICA / サングラフィカ

BLOG RICOHショールーム視察

BLOGMichiya Miura

2014.05.27

RICOHショールーム視察

東京は暑い。グレーのジャケットを着てきてしまい脇が気になってしょうがなかった三浦です。
みなさんPODってご存知でしょうか。

POD=Print on Demand

チラシやパンフレット、会社案内などの紙媒体を必要なときに必要な量だけプリントするいわゆるオンデマンド印刷。従来のオフセット印刷と異なり、在庫を抱える必要がなく必要な部数のみのコスト計算ができるので近年需要、またその手法が増えています。今回はそのオンデマンド印刷の中でもソリューションを多く提供しているリコーさんの銀座本社に同じ上田の株式会社タツノの龍野社長と一緒にお邪魔してその実力を見てきました。

東京駅からタクシーでワンメーターほどの超一等地にあるリコー本社。だって三井ガーデンホテル銀座プレミア。さすがの出で立ちに入館する前からテンション上がります。

 

ショールームにはリコーさんの最新機器が色々とディスプレイされていましたが、ここで写真撮りまくっていると田舎から出てきた感が出過ぎるのでグッと我慢します。ソニーの品川本社に行った時、歴代のプレステやテレビ、デジカメなどが展示してありこれは!と写真撮っていたら代理店の方に「そろそろいいっすか?」とやや気まずそうに制されたことを思い出します。

 

なのでネットで見つけた1枚を。ロビーはこんな感じ。

 

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きれーね〜。。。あ、受付嬢見てたわけじゃなくてね。

 

ざっくり弊社クライアントの近況などをお話して早速実機デモを見せてもらいます。

 

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。。。なっが。どこに置くんだこの機械。。。

 

そうなんです。この機械、レーザープリンターのお化けみたいなやつに、給紙ユニット、様々な折形状に対応できる折機、裁断機、製本機などなど幾つものユニットをラインで構成することができるマシンなんです。
まぁ、この手の機械は何度か見たことがあったのですが、今回見てみたかったのは画質はもちろんのこと、特殊紙へのプリント。特に対応できる厚みです。
アテンドしていただいた方にサンプルを見せていただくと、画質は期待以上に美しい。濃色の色ムラや原色の発色もいいですが、淡い色もキレイに出ています。そして高精細。猫の写真のデモでは毛やヒゲの一本一本まで、写真画質に迫るいい仕上がりでした。

 

そして、気になっていた紙厚。
薄いものは菊判で31kg。わかりにくいので写真とってみました。一般的なコピー用紙の更に半分くらいの厚さです。

 

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そんで厚い方。

 
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こちらは菊判で167kgとまぁそんなもんかなというレベルです。ただ、複合機の手差しトレーではなく、1分間に80枚とかそうゆうスピードで出てくるのでこれもすごいことなんでしょうね。

 

特殊紙についても色々と聞きましたが、こちらはさすがに得意不得意があり推奨できるもののなかからうまくデザインを導いていく形になりそうです。

 

最後に色々と実例を見せていただきました。

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みんなうまく紙質や機種の特性を活かした色使いをしています。実際このコーナーが一番勉強になりました。
この機械で完結するものはもちろんイイことなんですが、ラミネート、クリース、抜き加工など他社製の製品を組み合わせることで更に付加価値が上がる。しかもそれを1社ワンストップでやる。夢みたいです。

 

今回の視察では色々とこの機種のメリット、クリアしないといけない課題がよくわかりました。
今後いろいろな方のサポートをいただきながら、POD事業をちょっとずつ動かしていきます。
連れて行って頂いた龍野社長に感謝。そしてその日の夜の飲みのディープなこと、、、あ、いや失礼。

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