毎月1回行われる「Creators Day」
普段の業務をなるべく止めて、なかなか手が回らない身の回りの整理や自身の制作、社内のナレッジ作りを行います。
前回のブログで、スタッフ全員でオリジナルTシャツを作成した模様をお届けしました。
その時はシルクスクリーン版を外注して印刷だけ行ったのですが、やっぱり自社で版から制作することはできないだろうか、、ということで、いろんな人のYouTube見ながら試行錯誤してみることに。
まずはシルクスクリーン用のフィルムが張られた枠を用意し、フィルムに感光乳剤を塗布します。
感光乳剤は紫外線で凝固するので、部屋はできるだけ暗くしましょう。
メッシュの網目に入り込めばいいので、余分な液は削ぎ落とし、これをドライヤーでよ〜く乾かします。
(1回目は乾燥が足りず、見事に失敗。ちゃんと乾かさないとダメです)
続いて、透明フィルムに黒インクで印刷したデザインをメッシュフィルムの上に置きます。
↑これは失敗した時の版。感光乳剤をべったり塗りすぎ&乾燥が足りていません。
ここで登場するのが、ジャーン!手作り感満載のUVライトボックス〜!
なんかワルい感じしますね〜。
この中で露光することで感光乳剤を凝固させますが、黒いインクでデザインされた部分だけ紫外線が当たらず固まらないという仕組み。
行ってらっしゃい〜
今回、うまくいった露光時間は5分程度。使用する液によっても違うかもしれませんが、長すぎても短すぎてもダメそうです。
露光が完了すると、黄色かった感光乳剤は乳白色寄りの半透明に変化していました。
デザインが印刷されたフィルムを外し、版をよく洗い、そしてまたドライヤーでよく乾かします。
みたことある、シルクスクリーンの版になりました!
あとはこれを、前回同様印刷。
さてさて、結果は、、?
できました!
とりあえず、自社製版は大成功!
今後はもう少し大きい版の制作にもチャレンジしてみたい。シルクスクリーンの探究はこれからも続きます◎