SAN GRAPHICA / サングラフィカ

雪ざんまい

BLOGMichiya Miura

2022.02.14

雪ざんまい

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建国記念の日を含む2月の三連休を利用して、三回菅平高原に雪遊びに言ってきました。菅平を知らない人のために、軽く解説すると、読み方はカンペーではなくスガダイラ。わたしが住む上田市の北部に位置する高原です。冬は年に何度か日本最低気温を叩き出すスノーエリア、夏は全国からごっついラガーマンが合宿に来るいわゆるラグビー合宿の聖地と呼ばれていたりします。

そんな菅平で今回は観光協会のお手伝いでスノーキャット(雪上車)に乗せていただき、根子岳の山頂まで行ってきました。
日本で唯一西武グループ以外でプリンスホテルと名乗ることを許された菅平プリンスホテルの横を通って奥ダボススノーパークへ。第1トリプルリフトでコースの一番上に行くとすぐにスノーキャット乗り場があります。

出発20分前なのにこの人の数。ばたばたと2台に分けて乗り込みます。コロナ対応とのことで乗車定員を減らしているそうで1台に10人の定員設定でゆったり広々です。

轟音とともにキャタピラの振動に揺られながらシュッパーツ!

スノーシューやバックカントリーの人たちが徒歩で登っているのを尻目にズンズン登っていきます。なんかあれですね、金で苦労を買った感があってちょっとアレでしたが、これはこれで楽しいアクティビティなので良しとします。
途中、山の斜度が大きくなるにつれて、車両後方に人が雪崩れていくのに絶えるのが結構しんどかったです。

わかります?なんとなく右に寄ってるの。

運転席はこんな感じ。

気分は装甲車ですが、外装はビニールです。

スノーキャットに揺られること30分弱で山頂エリアに到着。周りには歩いて登ってきた人がたくさんいて、ものすごい達成感を味わいながらカップラーメンを食べたり写真を撮ったりしています。
そこに我々が汗一つかかずにやってくるわけです。

樹氷!なのか、木につもりすぎた雪か何か

まさに絶景です。このあとここから更に300mくらい歩いて山頂にも行ってきました。

ズンズンのぼります

富士山わかります?肉眼だとはっきり見えました。

ここが山頂。お賽銭箱はパンパンでもう入りませんでした。

眼下には上田市、長野市、妙高山、新潟方面まではっきり見えます。意外と小さくて近いんだなぁと。

スキーコースに戻って、Peak to Bottom!小学校4年の長男はついてこれるか!

いやー、景色も雪質もサイコーです!気持ちー!

頑張れチョウナン!左の人たちはスノーシューの人たち。

今回驚きだったのは歩いて登っている人の数と、わりとご高齢の方が健脚でズンズン登っていたこと。こんなジジイになりたいものです。

遠くの山々を見ながら一気に滑り降ります。チョウナンラストスパート!

ここは終盤。コースの先にゲレンデが見えてきてます。あぁ、、、もう終わってしまう。

というかすでにわたしの太ももは終わっている。終わってみればチョーナンはノーミスで涼しい顔。わたしは慣れない追い撮りと久しぶりのボードで粉雪まみれ汗まみれです。

途中休みながら下ってきて、山頂から20分くらいで外界へ到着。空気の薄さもあって(根子岳の標高は2207m)、結構息苦しかったけど大満足の1本でした。

スノーキャットの乗車料は大人4,000円、子供2,000円。普通に1日券くらいの値段ですが、滑ってくる1本の満足度はものすごい高いし、1本滑ってご飯食べて帰るってなんかすごい贅沢でいいなと思ったし、1本滑ったら足の筋肉は終わっているので実質1本しか滑れないなって思ったりしました。

超絶オススメです。

奥ダボススノーパーク スノーキャットの紹介ページはこちら
https://www.ski-davos.jp/guidance/snow_cat.php

一緒に登った菅平観光協会イシハタさんの動画はこちら!

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