6歳の女の子と5歳の男の子がいますが、長女が年中くらいからほぼ、毎日読み聞かせをして寝かせています。
というのも、長女の寝つきが悪いことが始まりでした。
疲れていそうなのに布団に入ってから30分〜1時間も寝られないなんてことも結構あり、、
読み聞かせは最初は正直ズボラすぎてやっていなかったのですが、子供を育てるうちに本の大切さをじわじわ痛感し、子供に読み聞かせをするようになりました。
最初は絵本からだったんです。
でも絵本の絵を見たさに子供が座っていたのですが、絵に注目してしまって寝ないw
これも読んで!これも読んで!とエンドレス…w
なので途中から「詩」に切り替えるとこれが大成功!
スーっと寝てくれるようになったし、言葉のシャワーを浴びて語彙力が育ってくれることを願いつつ….(親の願望w)
良かった本を紹介しようと思います。
山尾三省
火を焚きなさい
これは特に子供用ってわけじゃないんですが、スーっと落ち着いて眠られるようになった一番のおすすめ本。あまりにも多く子供からリクエストがあるので、「火を焚きなさい」は私が完全に暗唱してしましました。
山に夕闇がせまる
子どもたちよ
ほら もう夜が背中まで来ている
火を焚きなさい
お前たちの心残り遊びをやめて
大昔の心にかえり
火を焚きなさい
こんなふうに始まる詩は大人も癒されます。
谷川俊太郎
金子みすゞ
まどみちお
有名な方達なので、言わずもがな、けれどもやっぱり素敵な詩
やさしい気持ちにしてくれます。
凝り固まった頭も柔らかくなりそう(←願望)
金子みすゞさん
「わたしと小鳥とすずと」
私が両手を広げてもお空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
地べたをはやくは走れない
・・・省略・・・
みんなちがってみんないい
なんと素敵な詩でしょう。。優しい気持ちになれます。これも私も子供も暗唱しています。
「私が両手を広げても」と言うと、子供がその後ずっと答えてくれるようになりました。
谷川俊太郎さん詩集
こんな言葉遊びのような詩。ボーッとしながら眠れそう
こんな感じのは子供もついフフッと笑って面白いようです。気持ちがほっこり。
題名を忘れてしまいましたが、谷川俊太郎さんの詩で、
「土には無数の生と死が埋もれている」
という詩がとても印象的でした。子供に響いているのか分かりませんが。。
見えないところにも気がつくような、そんな心に育ってくれたら嬉しいな〜。
まどみちお詩集
まどみちおさんの詩集。
まだ長女には漢字もあって難しい部分もあるけど、ひらがなだけの詩もあり、自分でどんどん読み進めています。
今は「詩」だけではなく物語も読み聞かせしているので、次回はそのご紹介を。