ドローンを使っての空撮、今やなくてはならない手法になりました。そしてそんなニーズの高まりと同時に無許可での飛行や違法なフライトを規制するため、来る2022年6月20日から100g以上の機体はすべて国交省への登録が義務化されます。2021年から登録自体はできるようになっていたんですが、ダラダラと年を越してしまい気づけば3月。そろそろ、と重い腰を上げて登録してみました。
登録は個人、企業で別れている
機体の登録に紐づくアカウントは「個人」と「企業・団体」のアカウント開設で別れていて、こちらのページでアカウントの開設を行います。わたしはもちろんお仕事のフライトになるので企業での登録に進みます。
法人の場合デジタル庁が発行するGビズIDで認証をするので、GビズIDの取得がまだの場合は事前に申請をしておきます。GビズIDの取得には申請書と印鑑証明が必要で、発行まで数日かかります。
今回は法人で登録したので未確認ですが、個人アカウントの場合はマイナンバーが必要になるみたいです。
いよいよ機体の登録
登録自体はサクサクっと。手順に沿って入力していくだけです。
新規登録をクリックし、GビズIDに紐付いた法人情報を確認したら、機体の登録画面が出てきます。
「メーカの機体・改造した機体」または「自作した機体・その他」を選択するようになっています。今回は昨年末に導入したMavic3を登録するので、「メーカーの機体・改造した機体」から登録します。
製造者名:DJIを選ぶと、型式名に自動的にDJIの機体が出てきます。Mavic3を選択すると、回転翼航空機(マルチローター)が自動入力されます。
ちょっと手こずったのはこの次にある製造番号です。製造番号らしきものが、、、見当たらない。すかさずググります。便利な世の中ですね、秒で解決。バッテリーを外したところに、QRコードとともにちっさい番号がありました!
QRコードなのでスマホで撮影すると自動的にコードを読み取ってくれます。わたしはiPhoneとMacの組み合わせなので、スマホのクリップボードの情報がそのままMacでペーストできるので楽ちんです。
これらの登録情報に加えて位置情報や時刻が発信されるリモートIDは今日現在はまだ選択できず4月から設定できるようになるとのこと。あとは改造の有無を選択して完了です。
情報を送信するとすぐに「【ドローン登録システム】申請受付、手数料納付のお知らせ [DIPS-REG] Notification of application reception and fee payment」という件名のメールが届きます。
今回のMavic3は登録手数料900円でした。マイページトップに「申請状況確認/取下げ/支払い」というボタンがあるのでそこから支払います。
支払い完了!思ったよりあっけなく登録完了です。支払いが完了すると申請状況確認メニューから登録番号が確認できるようになります。この番号をプリントして機体に貼り付ける、とのこと。
製造番号もバッテリースロットの内側に刻印するDJIの美意識。ここにテプラのシールは貼りたくないなぁと思っていたところ、あるもんですね、、、こうゆうサービスが、、、流石です。