みんな大好きハイエース。日本の現場はハイエースが支えていると言っても過言ではないでしょう。
当社のハイエースも多分にもれず、いろんな現場で活躍してくれる頼もしいパートナーです。200系の初期型、9人乗りのバンというなんとも言えない仕様ですが、会社立ち上げ時から苦楽をともにしてきた車ということで、なんだかんだ愛着を持っています。コロナで家にいる時間が増えたり、どこかに出かけるにしても人混みを避けたりと色々気を使っていたここ1、2年。それでもロケには行かなきゃいけないし、遊びにも生きたいということでハイエースを色々いじって車中泊仕様に!と思い立ち、勝手に色々といじった記録です。
なにはなくともまず断熱
乗用ではなくバンなので、ルーフの下はプラダンみたいなペラペラした内張りが一枚あるだけ。真夏の車内はすぐに高温になってしまって、撮影機材なんかを置いておくにはちょっといただけない。ということで最初に取り組んだのが断熱化です。
気休め程度の内張りを躊躇なく剥がしてベチャります(このあたりの方言で捨てるの意)。分解とか改造というとどこからともなくやってくる長男も一緒です。
ウッディで洒落た雰囲気をおぼろげにイメージしながら、フレーム部分に木材を固定していきます。
写真を撮り忘れましたが、鉄板部分にデットニングと断熱のために下記のようなマットを貼り付けます。片側が両面テープになっているのでペタペタ貼るだけ。ヒジョーに重宝します。密林で調達します。
その上に住宅用のスタイロフォームを。遮熱塗料とか塗るとぜんぜん違うらしいですがこのときはその存在も知らず、、ただ無心になって隙間という隙間を断熱材で埋めてゆきます。
そしたら板張りしていきます。ボンドと8mmくらいのフィニッシュネイルでプシュプシュ打っていきます。
サブバッテリーにつないで使うための配線もしておきます。1.25sqくらいのをバッテリーを起点に前後左右に落としておくと後々拡張しやすいと思います。
ダウンライト点灯テスト。12Vで点灯する機器で揃えていきます。このときはまだサブバッテリーを積んでいないので、ポタ電にUSBでつないで点灯させています。
オイル系のステイン塗っときます。荒が隠れていい感じです。今までは頭上からじわじわと輻射熱が出ているのを感じましたがかなり改善されました。
両サイドの内張りも引っ剥がして断熱シートを貼り貼りしていきます。サイドは天井よりカーブがあるのでスタイロではなくグラスウールを詰めときました。
次回はトランポ&サブバッテリー編へと続きます。