SAN GRAPHICA / サングラフィカ

キョショーたちのヨーショーキ

BLOGNatsumi Makino

2022.02.25

キョショーたちのヨーショーキ

ピカソ、ムンク、平山郁夫
美術界の巨匠がこどもだった頃の作品が上田市に来ています。

引用元:https://www.santomyuze.com/museumevent/kyosho10dai_2021/

バチバチに表現を極めていった人たちのピュア時代をのぞき見できるチャンスということで、サントミューゼに行ってきました。

日頃の行いは良いはずなのですが、お天気はイマイチ。

サントミューゼは音楽ホールと美術館が一体になっている施設で、
それぞれ赤と青がイメージカラーになっています。

今回は青壁の美術館へGO!

/ キタヨー \

1階のミュージアムショップでチケットを購入し、2階の展示室へ向かうと、入口でiPadを貸し出してくれました。
このiPad、該当作品にかざすと、その作家が大人になってから制作した作品をARで見せてくれるのです。(レ、レイワ〜!)

1組1台無料で貸し出してくれるので、作品鑑賞のお供におすすめです。

該当作品にiPadをかざすと「〇〇年後」ボタンが出現
タップすると左側に大人になってからの作品が出てきます

展示は企画展のタイトル通り作家が10代だった時の作品がほとんど。
海外の作家→日本の作家→活躍中の著名人という流れで構成されていました。

展示位置が低めに設定されていたり、著名人からのメッセージが寄せられていたりと10歳前後をメインターゲットにしている印象でしたが、
「こども時代どうだった?」という俯瞰的な視点のテーマは、むしろ10代後半ぐらい〜大人が楽しめる切り口ですよね。

単純に、この歳でこんなに描けんの??と画力に圧倒されるのも楽しかったですが、
お借りしたiPadのおかげで、作風の変わりっぷりも見ることができて非常に面白かったです。

国や時代、年齢を問わず共通していると感じたのは対象をよく見ているな〜ということ。

小学生の頃、牧場での写生大会でみんなが横向きの馬を描く中、絵の上手い友達が真正面から馬の顔を捉えていて、目から200枚くらいウロコが落ちたことを思い出しました。

思い込みの外に出て対象としっかり向き合うことって、意外とこどもでも難しかったりしますよね。

独自性を追求したあとの作品との比較もあり、なおさら目で見たものを素直に写しとろうとする純真さがキラキラしていた企画展でした。

おかざき世界子ども美術博物館 コレクション

巨匠たちの10代 ~世界の巨匠たちが子どもだったころ~

 

会場 上田市立美術館 2階企画展示室
期間

期間:2022年2月11日(金・祝)〜3月21日(月・祝)
※会期中に一部展示替えあり

【前期展示】:2月11(金・祝)日~28日(月)
【後期展示】:3月2日(水)~21日(月・祝)

時間 9:00~17:00 (最終入場は16:30まで)
休館日 火曜日(祝日の場合はその翌日)
料金

一般¥800 (700)
高校・大学生¥300 (200)
小・中学生¥200 (100)

※( )内は20名以上の団体
※障害者手帳携帯者は半額、その介助者1名は無料
※上田地域定住自立圏域内に在住または通学する小・中・高校生は無料

 サントミューゼ公式ホームページ:https://www.santomyuze.com/

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〒386-0001 長野県上田市上田64-1
上田菅平I.Cから車で3分

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